ルアー 1 本の「1 匹あたりの値段」を出してみる
2026年10月30日
ルアーは、1 本で数百円から数千円します。たくさん持っていると、どれが働いてくれているのか、どれが眠っているのかがわからなくなります。そこで、ルアーの値段を、釣れた匹数で割った「1 匹あたりの値段」を出して、比べる方法があります。
計算のしかた
計算は単純で、ルアーの値段 ÷ そのルアーで釣れた匹数です。たとえば、1,200 円のルアーで 3 匹釣れたなら、1 匹あたり 400 円になります。同じ 1,200 円のルアーで 6 匹釣れたら、200 円です。同じ値段でも、釣れた数が増えるほど、1 匹あたりの値段は下がっていきます。
ここで使う値は、次の二つだけです。
- ルアーの値段(買ったときの価格)
- そのルアーで釣れた匹数(ヒットルアーとして記録した釣果の数)
両方が記録されていないと計算できません。値段を入れていないルアーは、計算の対象から外れます。ヒットルアーを記録していない釣果も、どのルアーの数にも入りません。
割り切れないときは、小数点以下を四捨五入して円単位にします。三つのルアーを並べた計算の例を示します(数字は計算の説明用に置いたものです)。
| ルアー | 値段 | 釣れた匹数 | 1 匹あたり |
|---|---|---|---|
| A | 1,800 円 | 2 匹 | 900 円 |
| B | 800 円 | 8 匹 | 100 円 |
| C | 2,400 円 | 3 匹 | 800 円 |
この例では、B が最も低く、A と C は高く出ています。ただし A と C は釣れた数が 2 匹と 3 匹なので、あと数匹釣れるだけで順位が入れ替わります。数字の差が、そのまま実力の差とは限りません。
数字の読み方と注意
1 匹あたりの値段が低いルアーは、元を取っている、と見られます。ただし、数字だけで決めつけないようにします。
- 釣れた匹数が少ないうちは、偶然の影響が大きい。1 匹だけ釣れたルアーは、その 1 匹の運で数字が大きく動く
- 使った回数が違う。よく使うルアーほど、釣れる機会が多い。使った釣行の数も合わせて見る
- 狙う魚や場所が違う。大物狙いのルアーは、釣れる数が少なくても価値がある場合がある
- 高価なルアーは、安いルアーと単純に比べると不利になる
この数字は、買い足す・使う順番を決めるときの参考にはなりますが、ルアーの良し悪しを決める物差しにはなりません。「よく釣れているのに、あまり持っていない」ルアーを見つけるときや、「買ったきり、まだ釣れていない」ルアーを見つけるときに使うと扱いやすくなります。
まだ釣れていない高価なルアー
値段が高いのに、一度も釣れていないルアーは、1 匹あたりの値段が計算できません。匹数がゼロだからです。かといって、価値がないとは言えません。まだ出番が少ないだけの場合もあります。
こうしたルアーは、次のように扱う方法があります。
- 使った釣行の数を確かめる。まだ一度も釣行に持っていっていないなら、次の釣行の候補に入れる
- 何度か使っても釣れていないなら、使う場所や時間帯、動かし方を見直す
- それでも出番がないなら、手放すか、他のルアーに置き換えるかを考える
一覧にして並べると、「眠っている高価なルアー」を意識しやすくなります。買う前に、似た役割のルアーがすでにあるかを見直す材料にもなります。
記録しておくと楽になること
この計算は、値段を入れる、ヒットルアーを入れる、という二つの記録の積み重ねで成り立ちます。ルアバコの成績では、価格を入れたルアーの 1 匹あたりの値段を小さい順に並べ、1,000 円以上でまだ釣れていない在庫のルアーも別に挙げます。画面を見るたびに計算する必要はありません。